大正三年創業
東京蔵前の花火・玩具問屋
山縣商店の歴史
市井の人びと、子どもたちの笑顔のために
大正三年(1914年)の設立から、早100年余りが過ぎ、当社代表も六代目となります。

関東大震災、関東大空襲では大きな被害を受けましたが、その度ごとに先人たちが、地域の皆様とともに苦境を乗り越えてまいりました。創業以来、時代の変化に合わせて取り扱いの商品を変化させてきましたが、花火、玩具など、市井に生きる人々、特に未来を担う子どもたちの笑顔のために、商いを続けさせていただいております。

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お知らせ

  • 2024.7月
    8月は営業時間を延長します。
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  • オススメ
    若松屋さんがすごいアプリを作ってくれました!
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  • 2024.6月
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  • 2024.6月
    土曜日の営業について

      7月8月は毎週土曜日営業します。

          営業時間 9時~昼過ぎ

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  • 2024.3月
    令和6年度 煙火消費保安手帳 新規及び5年目更新 申し込みのご案内

    以下のURFからご案内しております。
    申込期限は、新規の方…2024.4.10まで。
          5年目更新の方…2024.4.19まで。

    https://ryogokuinyamagata.wixsite.com/hanabi

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商品・サービスのご案内

花火師派遣
山縣商店が誇るプロの花火師を派遣して、本格的な花火の打ち上げをいたします。お気軽にご相談ください。
※ご連絡の際は、ご予算、開催予定場所、ご担当者様電話番号、メールアドレスをお知らせください。
地域の花火大会運営
地域のイベントやお祭り、企業や団体の企画、保育園や幼稚園などの小さな催しまで、花火大会の運営も承っています。
※開催場所の場所や、地理的条件等によって可能な企画内容が異なります。詳しくはお問い合わせください。
品揃え関東最大級の玩具・花火
一般玩具、大人も楽しめるフィギュアから、希少価値の高いブリキ玩具、昔なつかしいビー玉やベーゴマなどの小物玩具までおもちゃ全般を取り扱っています。また、花火では、家族で楽しめるおもちゃ花火や、プロ向けの煙火、特殊火工品まで、首都圏最大級の品揃えです。
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線香花火「復活」のおはなし

当社の五代目山縣常浩は、日本国内で「絶滅」していた純国産線香花火の復活に 尽力させていただき、産地である愛知県の三州火工と連携し、2000年に「大江戸牡丹」として、純国産線香花火を元祖として復活させていただきました。

線香花火のおはなし

江戸から続く夏の風物詩で、日本の美の代表格とも言える花火。中でも線香花火は、そのはかなさから、我々日本人の心を掴んでやみません。400年の歴史を持つ日本の花火、そして線香花火の歴史を少しだけ覗いてみたいと思います。

日本人で初めて花火を鑑賞した人物は、慶長18年(1612年)8月6日に駿府城から明(当時の中国)の商人による花火の打ち上げを見た徳川家康と言われています。それ以降、国内での製造も始まり、花火は新し物好きの江戸っ子の間で瞬く間に広がり、三度の花火禁止令が発令されるほどの人気ぶりとなります。

「玉屋!鍵屋!」の掛け声で知られる「鍵屋」の初代、鍵屋弥兵衛が江戸で花火師として商売を始めたのが1659年。鍵屋七代目の番頭の清吉が鍵屋の暖簾分けで東京の両国で「玉屋」を開業したのが文明の頃(1804~1817年頃)。この二大花火師の活躍もあり花火は隆盛を極め、享保18年(1733年)には今の隅田川花火大会である「両国の川開き」も始まり、江戸文化として確立されていくことになります。

それと並行して、東日本、西日本でそれぞれ形の異なる線香花火も誕生します。

線香花火が初めて歴史書に登場したのは1608年。江戸前期の俳諧集である「洛陽集」に、花火を香炉に立てて遊んでいる女性の様が詠まれており、香炉や火鉢に立てた花火の格好が仏壇に供えた線香に似ているところから「線香花火」の名前がついたと言われています。そして1760年から1800年頃に現在の和紙で包まれた形になったと考えられています。

国内の花火の産地として有名なのが、三河、福岡、信州。いずれも強い戦国武将がいた地域です。
武器として火薬を多く保有していたことから、花火の生産も活発となり、線香花火の産地としても栄えました。

つくり手である産地と職人、売り手である商人、そして夏の風物詩として花火を愛する市井の人々によって、日本の花火、そして線香花火は、江戸文化の象徴として確立され、我々が生きる現代に至るまで400年間、脈々と受け継がれてきました。

大江戸牡丹

大江戸牡丹は、古くから続く花火の国内一大産地である三河地方(愛知県)にある「三州火工」でつくられています。

安全上の理由から夏は暑く冬は寒く、製造時間は日照時間に左右されるものづくりの現場で、この道数十年の熟練の花火職人が、ひとつひとつ丁寧に心を込めて、火薬を調合し、手染めした和紙で火薬をつつみ、そして撚っていきます。

長い年月、花火を手づくりしてきた職人たちの手には年輪が刻まれ、ものづくりの職人独特の、強くてやさしい、そして美しい表情をしています。

そんな職人達が丹精込めて、大切につくる大江戸牡丹。

純国産線香花火ならではの、和紙の美しさや絹のような手触り。ほんのり感じられる火薬の薫り。長い時間をかけて変化する「和火」のはかなさを、ぜひご堪能ください。

純国産線香花火の復活

400年に渡って日本の夏の風物詩として愛されてきた線香花火ですが、1998年に国産が絶滅してしまいます。

昭和50年代に入ると、安価な中国産の線香花火が大量に流入。その圧倒的な価格差により、徐々に国内の産地への打撃が大きくなっていきます。そして、まずはじめに昭和60年(1985年)に信州の線香花火製造する全店が廃業に追い込まれてしまいます。そして信州に続き、平成8年(1996年)には三河の一大産地である岡崎の全店が廃業。さらに平成10年(1998年)、九州の最後の一店が廃業し、国産線香花火は絶滅。400年の歴史に幕が降ろされることになってしまいます。

日本の線香花火は、手しごとで作られています。火薬を肌で感じながら丹念に調合して、手染めした和紙で包んで撚ってゆきます。この丁寧なしごとによって火薬が紙の繊維の中に入り、火をつけたときに美しい火花を散らすのです。しかし、産地が途絶えたことから、つくり手である職人がいなくなってしまい、長い歴史を持つ技術も途絶えてしまいました。

そんな状況の中立ち上がったのが、商人の町としても知られる東京の下町蔵前の「山縣商店」でした。山縣商店は、大正3年創業の100年以上続く老舗花火問屋。関東大震災や太平洋戦争など、何度も焼け野原になった東京で立ち上がってきました。

日本の線香花火の伝統を守らなければいけない。
江戸文化に対して特に熱い思いを持つ五代目山縣常浩が中心となり、三河地方をはじめとした産地や職人を訪ね歩き、日本の伝統、線香花火への想いを伝えていきました。そして、和紙、染料、火薬、製法のすべてを、昔ながらの伝統的なつくり方で復活させることに、メーカーや職人、産地問屋と手を携えて取り組んでいきます。

そして2000年(平成12年)。
2年以上の歳月をかけ、ついに純国産線香花火が復活します。それがこの、「大江戸牡丹」です。
世界に「一本」だけの線香花火
純国産の線香花火の火薬は、硝石(しょうせき)、硫黄、松煙(しょうえん)という3つの原料を職人の手によって調合されてつくられ、その火薬を、手染めした和紙に包み撚ることで完成します。すべての工程が職人の手によりつくられることから、出来上がった線香花火は一本一本、それぞれ表情や性格も異なり、火花の出方や持続時間も微妙に異なります。

手に取った一本の線香花火は、他のどの花火とも違う、唯一無二の線香花火です。

そんな「世界に一本だけの線香花火」との一期一会の出会いをお楽しみください。
線香花火の上手な遊び方
繊細な線香花火は、少しの風や手ぶれでも火球が落下してしまいます。

少しでも長くお楽しみいただくコツは、「傾け方」と「火をつける場所」。

線香花火に火をつける時、そして燃焼時(火花が出ている間)は、花火を地面に垂直ではなく、「45度」位に傾けてみてください。そして、花火の先端に火をつけましょう。火球の落下防止につながり、長くお楽しみいただきやすくなります。

また、夏の風物詩としての印象が強い花火ですが、空気が乾燥する冬には、いっそう美しい火花を散らしてくれます。夏とは違った新しい花火の楽しみ方として、冬の花火もおすすめです。

線香花火の一生は、ひとの人生そのもの

純国産線香花火の一生は、まるでひとの人生そのものの様だと言われます。

「牡丹」と呼ばれる、生まれたての瑞々しい真っ赤な火球からはじまり、勢いを増し、若さをほとばしらせる様に激しく火花を散らす「松葉」。
次に、角が取れ、力強さと柔らかさを兼ね備えて大人っぽくなってきた「柳」。
そして最後に、菊の花びらが一枚一枚散るように、人生の終焉を迎えるような美しい「散り菊」。
そしていつか火球は落下し、余韻を残すようにその一生を終えます。

この美しい変化には、日本人の心を打つ、「わび」、「さび」、「はかなさ」、「もののあわれ」が凝縮され、「和火」とも呼ばれる、江戸の昔から続く日本の伝統美がここにあります。
1. 牡丹
火がつき、生まれたての瑞々しい命の様な真っ赤な火球となる「牡丹」
2. 松葉
やがて火花が勢いを増して、松の葉のように激しく燃ゆる「松葉」
3. 柳
力強い火花も落ち着いてきて、角が取れたように静かな美しさの「柳」
4. 散り菊
火花が一本、また一本と、ゆっくりと散り衰えてゆく「散り菊」
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お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください。
営業時間:平日9:00-17:00(土日祝休業)

※花火師派遣についてのお問い合わせの際は、ご予算、開催予定場所、ご担当者様電話番号、メールアドレスをお知らせください。
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会社概要

名称 株式会社山縣商店
本社所在地
〒111-0051 東京都台東区蔵前2-2-2
第2営業所 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-1-21
代表電話番号 03-3862-3927
FAX番号 03-3862-3940
営業時間

平日:9時~17時
土曜:9時~昼頃(7月8月のみ)

代表

山縣輝久(代表取締役社長)

設立

大正3年 山縣商店 設立
昭和23年3月 株式会社山縣商店 改組

取扱品目

一般玩具、小物玩具、玩具花火、
特殊火工品、ブリキのおもちゃ

主仕取引先

オンダ、トミー、アマダ、タツヤ、若松屋、バンダイ、稲垣屋、ピープル

所属団体

公益社団法人 日本煙火協会
東京玩具人形協同組合 花火部会 副会長  

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